BAR覚醒5 〜ポケカプレーヤーはBARにいる〜
2013年6月20日 ポケモンカード コメント (2)コツ、コツ、コツ...コツ。
(ギーッ)チリン。
「おう、来たか」
「よお、マスター、来たぜ」
「いつものでいいか?」
「ああ、それでいい。ライムをキツく絞ってくれ」
「はいよ。ズブロッカ、ロック」
「・・・」
「何じゃ?」
「何かあったのか?」
「何でじゃ?」
「いや、珍しいこともあるもんだと思ってな。まあいい、気にするな。それより、あのバン、まだ居やがるな」
「そうなんじゃ。どうやら昼間は居ないようなんだな。この時間に停めてどこに行っとるんだか」
「まあ、元々客なんか来ねえんだから、営業妨害にはならなそうだがな(笑)不審なんだったら、オレが締めて来てやろうか?」
「うるさいわい。悔しいが確かに暇じゃからな。別に構わんよ。そうじゃ、そういや何度かな、ドライバーを見掛けたことあるんだが、ちょっと変わっててな」
「ほう。何だ」
「煙草をな。車のドアなんかで消すんじゃよ」
「どういうことだ?」
「いやな。たまに車を停めて運転席に座ったまま、窓開けて煙草吸っとるんだわ。で、吸い終わると腕出して、こう、ジュッとな」
「変わってるな」
「昨日なんか、サイドミラーでもジュッと...、ん?サイドミラーでジュッ...、おっ、これぞまさしくサイドミラージュッ...、くくく」
「また、しょうもねえこと呟いてんな。まあ何かあったらオレに言え。ジジイじゃ、心許ねえだろ」
「バカにするな。コレでもな、若い頃は、ちっとは腕に覚えありだったんじゃ」
「コイントスだろ?(ニヤ)」
「また虚仮にしおって...。まあいいわい。ところで今日はどうだったんだ?」
「全敗だ。全く回らず酷いもんだったぜ。まあ、こんな時もあるんだろうな」
「そりゃ残念だったのぉ」
「そっちは?」
「1勝止まりじゃ」
「ほう、ちゃんと勝ててんじゃねえか」
「当たり前じゃ。もう以前の儂とは違うんじゃ」
「何使ったんだ?」
「エンペルトキュレムだわい」
「ほう。凍える世界でダメージを散撒いた後にバングルエンペで攻撃する形か?」
「おっ、その通り。さすがじゃな。エンペは1エネで動くからな。ダメ溜められた後にアタックされると結構困んぞい...ん?アタックされて、困んぞ...、おっ、これぞまさしくアタックコマンゾー...、くくく」
「・・・」
(ゴ、ゴホッ)「い、いやあ、あとタマタマとダイビングドローの組み合わせは面白いな」
「そんな洒落たコンボ、よく知ってたじゃねえか」
「シャカ八君に教えて貰ったんじゃ」
「シャカパチ、くん?」
「この前から話とる、ポケカ始めたばかりのあんちゃんじゃよ。ジムチャレでの名前が「シャカ八」君なんじゃ」
「気になる名前だな」
「何でじゃ?」
「ふん、まあいい」
「ただ、折角エンペが4体立っても、タマタマ2枚しか入れてないからな。タマタマ使ったダイビングドローは1ターンで最大2回しかできないんじゃよなあ」
「・・・」
「な、なんじゃ?また何か違うか?」
「それ、ダイビングドロー4回使えるぜ」
(ゴフッ)「な、なにぃ〜っ!」
「確かにテキストには、『自分の番に一回使える』と書いてあるがな。トラッシュすると、トラッシュ以前にそのカードに発生した履歴は全てクリアーされる」
「ということは...」
「ああ、結局何度もトラッシュから手札に持って来れるってことだ」
「かーっ、知らんかったー。もっと要所要所でキーパーツ引けたかもしれんかったなあ。悔しいのお」
「まあ、これはテキスト見ただけじゃあ分からんが、ベンチキャンセルやトラッシュキャンセルは基本ルールだからな。よく覚えておくこった」
「ふぅー、ポケモンカードは奥が深いのう」
「ジジイが浅いだけだろ」
「くーっ、馬鹿にしおって。よおし、勝負せい!」
「いいのか、泣きを見るぜ」
「ふん!儂のエンペ軍団で目に物見せてやるわい。やるか?」
「やらいでか。オレの闇帝王が串刺しにしちまうぜ(ニヤリ)」
シャカ八君とは。
(ギーッ)チリン。
「おう、来たか」
「よお、マスター、来たぜ」
「いつものでいいか?」
「ああ、それでいい。ライムをキツく絞ってくれ」
「はいよ。ズブロッカ、ロック」
「・・・」
「何じゃ?」
「何かあったのか?」
「何でじゃ?」
「いや、珍しいこともあるもんだと思ってな。まあいい、気にするな。それより、あのバン、まだ居やがるな」
「そうなんじゃ。どうやら昼間は居ないようなんだな。この時間に停めてどこに行っとるんだか」
「まあ、元々客なんか来ねえんだから、営業妨害にはならなそうだがな(笑)不審なんだったら、オレが締めて来てやろうか?」
「うるさいわい。悔しいが確かに暇じゃからな。別に構わんよ。そうじゃ、そういや何度かな、ドライバーを見掛けたことあるんだが、ちょっと変わっててな」
「ほう。何だ」
「煙草をな。車のドアなんかで消すんじゃよ」
「どういうことだ?」
「いやな。たまに車を停めて運転席に座ったまま、窓開けて煙草吸っとるんだわ。で、吸い終わると腕出して、こう、ジュッとな」
「変わってるな」
「昨日なんか、サイドミラーでもジュッと...、ん?サイドミラーでジュッ...、おっ、これぞまさしくサイドミラージュッ...、くくく」
「また、しょうもねえこと呟いてんな。まあ何かあったらオレに言え。ジジイじゃ、心許ねえだろ」
「バカにするな。コレでもな、若い頃は、ちっとは腕に覚えありだったんじゃ」
「コイントスだろ?(ニヤ)」
「また虚仮にしおって...。まあいいわい。ところで今日はどうだったんだ?」
「全敗だ。全く回らず酷いもんだったぜ。まあ、こんな時もあるんだろうな」
「そりゃ残念だったのぉ」
「そっちは?」
「1勝止まりじゃ」
「ほう、ちゃんと勝ててんじゃねえか」
「当たり前じゃ。もう以前の儂とは違うんじゃ」
「何使ったんだ?」
「エンペルトキュレムだわい」
「ほう。凍える世界でダメージを散撒いた後にバングルエンペで攻撃する形か?」
「おっ、その通り。さすがじゃな。エンペは1エネで動くからな。ダメ溜められた後にアタックされると結構困んぞい...ん?アタックされて、困んぞ...、おっ、これぞまさしくアタックコマンゾー...、くくく」
「・・・」
(ゴ、ゴホッ)「い、いやあ、あとタマタマとダイビングドローの組み合わせは面白いな」
「そんな洒落たコンボ、よく知ってたじゃねえか」
「シャカ八君に教えて貰ったんじゃ」
「シャカパチ、くん?」
「この前から話とる、ポケカ始めたばかりのあんちゃんじゃよ。ジムチャレでの名前が「シャカ八」君なんじゃ」
「気になる名前だな」
「何でじゃ?」
「ふん、まあいい」
「ただ、折角エンペが4体立っても、タマタマ2枚しか入れてないからな。タマタマ使ったダイビングドローは1ターンで最大2回しかできないんじゃよなあ」
「・・・」
「な、なんじゃ?また何か違うか?」
「それ、ダイビングドロー4回使えるぜ」
(ゴフッ)「な、なにぃ〜っ!」
「確かにテキストには、『自分の番に一回使える』と書いてあるがな。トラッシュすると、トラッシュ以前にそのカードに発生した履歴は全てクリアーされる」
「ということは...」
「ああ、結局何度もトラッシュから手札に持って来れるってことだ」
「かーっ、知らんかったー。もっと要所要所でキーパーツ引けたかもしれんかったなあ。悔しいのお」
「まあ、これはテキスト見ただけじゃあ分からんが、ベンチキャンセルやトラッシュキャンセルは基本ルールだからな。よく覚えておくこった」
「ふぅー、ポケモンカードは奥が深いのう」
「ジジイが浅いだけだろ」
「くーっ、馬鹿にしおって。よおし、勝負せい!」
「いいのか、泣きを見るぜ」
「ふん!儂のエンペ軍団で目に物見せてやるわい。やるか?」
「やらいでか。オレの闇帝王が串刺しにしちまうぜ(ニヤリ)」
シャカ八君とは。
コメント
シャカパチ君がどのように絡んでくるかも楽しみですな。
エンペルトキュレムのデッキを見てたら、ブルーハワイシロップのかき氷が食べたくなりました。
マスター、かき氷できますか?
かき氷は...分かりません!(笑)
シャカ八君、どう絡んで行くんでしょうね。