コツ、コツ、コツ...コツ。
(ギーッ)チリン。
「おう、来たか」
「よお、マスター、来たぜ」
「いつものでいいか?」
「ああ、それでいい。ライムをキツく絞ってくれ」
「はいよ。ズブロッカ、レジロック」
「・・・」
「な、何じゃ?なんか文句あるか?」
「ふん、まあいい」
「と、ところでな、お前さん、子供とポケモンの映画、観に行かんのか?」
「赤いゲノセクトのか?多分行くぜ」
「どうせお前さん、シャア専用機とか言っとるんだろ」
「はあ?言わねえよ。それより、ジジイ、ガンダム知ってんのかよ」
「バカにするな。当時子供とな、ファーストを再放送じゃなく全部観とるんじゃ。なかなかおらんぞ」
「バカにしてんじゃなくて、呆れてんだよ。で?」
「うるさいわい。いや、世の中の多くのガンダマーがな、ゲノセクト見てMSかっ!と突っ込んだと思うんだよなあ。そして、赤いのはシャアだと。シャアが来る、シャアがこの夏にやって来ると」
「しつけーな。それが何だ」
「ふふん、儂は一味違うぞ。赤と言えば、ジョニー・ライデン。どうじゃ、渋いじゃろ。ライデンが夏にやって来る、じゃな。ん?ライデンが、夏に、来る...、おっ、これぞまさしくライデンナツクル...、くくく」
「また、しょうもねえこと言ってるな。渋いかどうかなんて知らねえよ。ところで、マスター」
「なんじゃ?」
「アレは誰だ?」
「気付いたか」
「こんな狭い店で気付かねえ訳ねえだろ。珍しく客がいるじゃねえか」
「うるさいわい。たまにはな、こういうこともあるんじゃ」
「ふん、そうかい。で、誰だ?」
「ふふん♪ 分からんか?」
「分からねえな」
「儂等のやり取りを勝手にネットにアップしとるヤツじゃ」
「・・・アノ例のか?」
「ソノ例のじゃ。よお、お前さん、えー、何と言ったかな、バオッキーじゃったかな」
「は、はい?い、いえ、ボヤッキーと申しまして」
「舐めた名前だな。ハンネか」
「ええ、まあ」
「何でコイツがここに居るんだ?」
「ジムチャレで勝てないのをデッキのせいにしようとしとるんでな、説教するために連れて来たんじゃ」
「い、いや、決してそういう訳では...。このデッキ好きですし。ハイ」
「結局ジジイが自分で連れて来てんじゃねえか。たまにはじゃねえだろ」
(ゴ、ゴフッ)「ま、まあ、イイじゃろが。客が居ることには変わらん」
「ふん、で、どんなデッキだ?」
「ぜ、ZTと言いまして。要はギラジオンなんですけど...」
「ほう、珍しいな。で、ジムチャレの結果は?」
「1勝2敗でした」
「内容は?」
「へっ?あ、あー、一戦目は3-6負け、二戦目も3-6だったかな?負け。三戦目は5-4で時間切れ勝ちでした」
「ショボいな」
「ハイ、ショボいです。しかも、大きなプレミが二つありまして。一戦目では、初手前ジオン、後ろギラの場面で、手札にエネがなくて。転送使って1枚付けたんですけど、スクランとかキーカードがあったので、アララギ使うの躊躇したんです。でも、次はアララギ使用回避出来ないだろうなあとずっと思ってたんですよ。したら、次ターンのトップドローエネだったんで、アララギ打たなくても良かったのに、うっかり勢い余ってアララギ使ってしまって、スクラン捨てるという。その次のターンにギラ動かせたのに...。二戦目は、相手のジオンに50点載ってると思って波動撃ったら、サイコロ見間違いで10点しか載ってなくて。波動無駄撃ちして、キーカードがトラッシュへ。落とせると思ってギラにエネ集めちゃったんで、その後も苦しく、追い付けませんでした。三戦目は、P団で。このデッキはそれほどP団苦手でないので、順調に倒して、サイド残1-4。手札見てチェックメイトと思って内心ニヤニヤしてたら、Nが飛んで来て、あべしっ!でした。時間来てなかったら負けてました」
「話長えな。そんなことまで聞いてねえよ。まあ、どっちにせよ、ショボいけどな」
「す、すみません!ペラペラと...」
「まあ、いいじゃろ。その辺は色々溜まってるんだろうし。さっきから独りでブツブツ言っておったからな。ガス抜きじゃ」
「デッキ、見せろよ」
「え?あ、はい、どうぞ。スラッシュと波動でポンポンと確2でEX落とすのが理想でして」
「なるほどな。ゲノセクトはいねえのか。なかなか面白えじゃねえか」
「ありがとうございます」
「・・・。マスター、どうだ、ここで3人で回すってのは?」
「お?面白いのお。やるか。どうじゃ、ヒヤッキー君」
「すんません、ボヤッキーです。や、やらいでか」
「よし、決まりだ。そうだな、オレ達のどっちかに負けたら、もうオレ達の会話を勝手にネットにアップ出来ないとか、どうだ」
「えーっ⁈き、厳しくないですかー?」
「んあ⁈なんか文句あるか?そもそも勝手に掲載してんのはそっちだろーが」
「い、いや、まあ確かにそうなんですけど」
「そんじゃあ、まずジジイからだな」
「儂かいっ!仕方が無いのお。では、いざ尋常に」
「よ、よろしくお願いします」
ー 10分後 ー
「かーっ、負けたわい!悔しいの〜。」
「あ、ありがとうございました。まあ、ポケモンがミュウツーしか場に出て来ませんでしたからね...」
「他のは一体どこ行ったんじゃ。こんなんじゃあ、勝てる訳ないわい」
「ふん、まあジジイらしい負け方じゃねえか。相変わらずショボいな。よし、次はオレだ」
「は、はい、お願いします」
ー 30分後 ー
「やるじゃねえか。まさか負けるとはな」
「い、いや、なんかうまく回っちゃいましたね。いつもはこんなに綺麗には行かないんですけど。タイミングよくキーカードも来たし...」
「まさか、アレがあんなに入ってるとはな」
「その辺が超伝導エネループのミソだったりしまして...」
「なんだそりゃ。まあ仕方がねえな。約束だ。暫くネットにアップしていいぜ」
「暫く、ですか⁈」
「当たりめえだ。タダで載せさせてやってんだぞ。またやるんだよ。文句あるか?んあっ⁈」
「いえいえいえ、ありません。ありませんです。また対戦お願いします」
「マスターも、それでイイだろ?」
「望む所じゃ。また、やるか?」
「やらいでか。次こそ、オレのニードルがぶっ刺さるぜ(ニヤリ)」
--------------------
以下、昨日のたいせんろく、ボソボソ。
一戦目 雫さん 3-6
二戦目 ななはちさん 3-6?
三戦目 ゆうさん 5-4
昨日ご対戦頂いた皆様、大変有り難うございました。
(ギーッ)チリン。
「おう、来たか」
「よお、マスター、来たぜ」
「いつものでいいか?」
「ああ、それでいい。ライムをキツく絞ってくれ」
「はいよ。ズブロッカ、レジロック」
「・・・」
「な、何じゃ?なんか文句あるか?」
「ふん、まあいい」
「と、ところでな、お前さん、子供とポケモンの映画、観に行かんのか?」
「赤いゲノセクトのか?多分行くぜ」
「どうせお前さん、シャア専用機とか言っとるんだろ」
「はあ?言わねえよ。それより、ジジイ、ガンダム知ってんのかよ」
「バカにするな。当時子供とな、ファーストを再放送じゃなく全部観とるんじゃ。なかなかおらんぞ」
「バカにしてんじゃなくて、呆れてんだよ。で?」
「うるさいわい。いや、世の中の多くのガンダマーがな、ゲノセクト見てMSかっ!と突っ込んだと思うんだよなあ。そして、赤いのはシャアだと。シャアが来る、シャアがこの夏にやって来ると」
「しつけーな。それが何だ」
「ふふん、儂は一味違うぞ。赤と言えば、ジョニー・ライデン。どうじゃ、渋いじゃろ。ライデンが夏にやって来る、じゃな。ん?ライデンが、夏に、来る...、おっ、これぞまさしくライデンナツクル...、くくく」
「また、しょうもねえこと言ってるな。渋いかどうかなんて知らねえよ。ところで、マスター」
「なんじゃ?」
「アレは誰だ?」
「気付いたか」
「こんな狭い店で気付かねえ訳ねえだろ。珍しく客がいるじゃねえか」
「うるさいわい。たまにはな、こういうこともあるんじゃ」
「ふん、そうかい。で、誰だ?」
「ふふん♪ 分からんか?」
「分からねえな」
「儂等のやり取りを勝手にネットにアップしとるヤツじゃ」
「・・・アノ例のか?」
「ソノ例のじゃ。よお、お前さん、えー、何と言ったかな、バオッキーじゃったかな」
「は、はい?い、いえ、ボヤッキーと申しまして」
「舐めた名前だな。ハンネか」
「ええ、まあ」
「何でコイツがここに居るんだ?」
「ジムチャレで勝てないのをデッキのせいにしようとしとるんでな、説教するために連れて来たんじゃ」
「い、いや、決してそういう訳では...。このデッキ好きですし。ハイ」
「結局ジジイが自分で連れて来てんじゃねえか。たまにはじゃねえだろ」
(ゴ、ゴフッ)「ま、まあ、イイじゃろが。客が居ることには変わらん」
「ふん、で、どんなデッキだ?」
「ぜ、ZTと言いまして。要はギラジオンなんですけど...」
「ほう、珍しいな。で、ジムチャレの結果は?」
「1勝2敗でした」
「内容は?」
「へっ?あ、あー、一戦目は3-6負け、二戦目も3-6だったかな?負け。三戦目は5-4で時間切れ勝ちでした」
「ショボいな」
「ハイ、ショボいです。しかも、大きなプレミが二つありまして。一戦目では、初手前ジオン、後ろギラの場面で、手札にエネがなくて。転送使って1枚付けたんですけど、スクランとかキーカードがあったので、アララギ使うの躊躇したんです。でも、次はアララギ使用回避出来ないだろうなあとずっと思ってたんですよ。したら、次ターンのトップドローエネだったんで、アララギ打たなくても良かったのに、うっかり勢い余ってアララギ使ってしまって、スクラン捨てるという。その次のターンにギラ動かせたのに...。二戦目は、相手のジオンに50点載ってると思って波動撃ったら、サイコロ見間違いで10点しか載ってなくて。波動無駄撃ちして、キーカードがトラッシュへ。落とせると思ってギラにエネ集めちゃったんで、その後も苦しく、追い付けませんでした。三戦目は、P団で。このデッキはそれほどP団苦手でないので、順調に倒して、サイド残1-4。手札見てチェックメイトと思って内心ニヤニヤしてたら、Nが飛んで来て、あべしっ!でした。時間来てなかったら負けてました」
「話長えな。そんなことまで聞いてねえよ。まあ、どっちにせよ、ショボいけどな」
「す、すみません!ペラペラと...」
「まあ、いいじゃろ。その辺は色々溜まってるんだろうし。さっきから独りでブツブツ言っておったからな。ガス抜きじゃ」
「デッキ、見せろよ」
「え?あ、はい、どうぞ。スラッシュと波動でポンポンと確2でEX落とすのが理想でして」
「なるほどな。ゲノセクトはいねえのか。なかなか面白えじゃねえか」
「ありがとうございます」
「・・・。マスター、どうだ、ここで3人で回すってのは?」
「お?面白いのお。やるか。どうじゃ、ヒヤッキー君」
「すんません、ボヤッキーです。や、やらいでか」
「よし、決まりだ。そうだな、オレ達のどっちかに負けたら、もうオレ達の会話を勝手にネットにアップ出来ないとか、どうだ」
「えーっ⁈き、厳しくないですかー?」
「んあ⁈なんか文句あるか?そもそも勝手に掲載してんのはそっちだろーが」
「い、いや、まあ確かにそうなんですけど」
「そんじゃあ、まずジジイからだな」
「儂かいっ!仕方が無いのお。では、いざ尋常に」
「よ、よろしくお願いします」
ー 10分後 ー
「かーっ、負けたわい!悔しいの〜。」
「あ、ありがとうございました。まあ、ポケモンがミュウツーしか場に出て来ませんでしたからね...」
「他のは一体どこ行ったんじゃ。こんなんじゃあ、勝てる訳ないわい」
「ふん、まあジジイらしい負け方じゃねえか。相変わらずショボいな。よし、次はオレだ」
「は、はい、お願いします」
ー 30分後 ー
「やるじゃねえか。まさか負けるとはな」
「い、いや、なんかうまく回っちゃいましたね。いつもはこんなに綺麗には行かないんですけど。タイミングよくキーカードも来たし...」
「まさか、アレがあんなに入ってるとはな」
「その辺が超伝導エネループのミソだったりしまして...」
「なんだそりゃ。まあ仕方がねえな。約束だ。暫くネットにアップしていいぜ」
「暫く、ですか⁈」
「当たりめえだ。タダで載せさせてやってんだぞ。またやるんだよ。文句あるか?んあっ⁈」
「いえいえいえ、ありません。ありませんです。また対戦お願いします」
「マスターも、それでイイだろ?」
「望む所じゃ。また、やるか?」
「やらいでか。次こそ、オレのニードルがぶっ刺さるぜ(ニヤリ)」
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以下、昨日のたいせんろく、ボソボソ。
一戦目 雫さん 3-6
二戦目 ななはちさん 3-6?
三戦目 ゆうさん 5-4
昨日ご対戦頂いた皆様、大変有り難うございました。
コメント
お疲れさんでした( ´∀`)
まさかBARで活躍されるとは…w
次回も楽しみにしています!
シャァ罪しますm(__)m
しかしボヤッキーさんがBARの客になるとは、予想外のコラボでした。
今後も楽しみにしております!
超電導エネループ…。リニアでも出撃するんてすか!?
きる☆みぃ劇場に倣って、本人登場させてみました!(笑)
ジムチャレポ書いてる途中でたまたま思い付いたんですけど、自分でもなかなか面白かったです。
ライデンも自分的にはかなりお気に入りw
シャアとか言ってるうちはまだまだじゃな。
マスターより
シャアとか言ってる場合じゃねえ
スチャダラパーより
自分はシャア大好きですけどね。
というよりクワトロ大尉が。
リック・ディアスも、百式もカッコいいっすよね!
そして、赤いゲノセクトは3倍早いってのは、もはや定説かと思ってました。
今回のは正直微妙ですよね。
シングルでイイかなあとか。
リニア並みの速攻欲しいけど、それはムリ!(笑)
抵抗なくエネルギーを循環させる方です。
えーと、迷いましたけど、勝たせて頂くことにしました。
せめてあのBARでは(笑)
赤いゲノセクトが3倍早いのは...、定説です。
あれ?
マスターシリーズ、アニメ化の折には、ボヤッキーさんも登場するんですね!
ライデンナツクル、私の脳内では、男塾の「大往生」がやって来ました…
そっちかー!
魁で来るとは思いませんでした(笑)
いや、寧ろそっちの方が雷電ナックルに相応しい...
ネタ負けorz